創業慶応 越前指物

江戸時代末期、初代・三崎半三郎が
商家や寺社に出入りする指物師としての信頼を受け
創業いたしました。
現在まで八代続く老舗家具店として
ご愛顧いただいております。

三崎タンス店とは

指物

三崎家の先祖は医者や塗師をしていたようです。
江戸時代末期になると初代・三崎半三郎が商家や寺社
に出入りする指物師として信頼されたことでことで、
指物業を創業いたしました。地元に根差した越前箪笥
や桐たんす、木製品を製造販売し、現在までに八代続く
老舗の家具店となりご愛顧いただいております。

昔ながらの「ものづくり」の意匠や技術を受け継ぎ
ながら「イマにあった」デザインやサイズの家具を
提案しております。機械だけでは作りえない心の
こもった製品をお届けいたします。

越前箪笥-経済産業大臣指定伝統工芸品
ケヤキや桐などを使用し釘を使わないほぞ継技術で作られていいます。表面は木目が透けて見えるほど磨き上げられた漆塗りであり、越前漆器に通じるものです。金具は分厚く越前打刃物の技術が使われております。堅牢な作りは三百年持つと言われております。

越前指物 -福井県指定郷土工芸品-
三崎タンス店の桐は、原木で1年、製材して渋抜き乾燥で1年、
倉庫でさらに1年寝かせ、狂いが収まってから使用します。
そのため百年以上使える製品をお届けできるのです。
伝統の技術を使った新しいカタチのタンスも提案しています。

越前箪笥の歴史 -1300年の歴史-
法隆寺の大宝蔵院に玉虫厨子と並んで国宝の橘夫人厨子が安置し
てあります。光明皇后の母である橘夫人の念持仏を納めた厨子は奈良時代初期のものであり、8世紀には越前国に優れた木工技術があったことを示していると考えられています。

三崎タンス店とは

伝統を今に伝える

三崎タンス店店舗

店舗

三崎タンス店は、福井県越前市のタンス町通りに
店舗がございます。
福井県にお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。
心よりお待ちしております。

武生の地は長く文化・経済の中心地でした。お金持ちの旦那衆の家に出入りしていた指物職人が暮らす通りがあり、明治になると腕の良い職人が箪笥を製造販売するようになり、全国にも珍しいタンス町が生まれました。

タンス町通りについて

店の構えは大きく、ひさしには厚い木の板を瓦の代わりに葺いています。これは、作業場のある二階へ木材を運び入れる時に傷をつけないようにするためです。
この特徴を残した三崎タンス店の店舗は「府中まちなか博物館」や「ふくいの伝統的民家」に指定されています。

店舗内は作業場、機械場、桐たんす、越前箪笥、一枚板、無垢材家具、木製雑貨・玩具と各フロアに分かれております。
作業場の方はおもてから見えるようになっていますので、作業中の見学も可能です。

店舗について